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Association Franco-Japonais pour Ceremonie du the
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活動報告report

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2019.12.14 モエ・エ・シャンドン伯爵家との茶会と、高取焼の作品展示

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Ceremonie du the ≪ Chanoyu ≫ a la Chateau de Ferrand.
12月14日、日仏茶道交流会ではボルドー郊外サンテミリオンにあるシャトードフェランにおいて、モエシャンドン伯爵家、ビック男爵家、そして高取焼亀井味楽家との共催で茶会を催しました。
シャンパンで知られたモエ=シャンドン伯爵家(Comte de Chandon-Moet)と、日本でもBICペンで知られるボールペンの世界的シェアをもつビック男爵家(Heritiers du Baron Bich)、そのビック家が所有するシャトードフェランが今回会場となりました。
日本からの参加者のほか、遠くはスイス、パリからも車で駆けつけてくださり、数十年ぶりといわれるフランス全土のゼネストでTGVや飛行機が運休となるにもかかわらず、素晴らしいお客様に恵まれました。
土は葡萄が育つ命であり、茶碗を構成するためにも欠かせないもの。
これらのコラボレーションがうまく生かされ、そしてワインと抹茶の共演が実現しました。サンテミリオンのシャトーまで来て、お客様を招き、抹茶を差し上げたのは後にも先にも我々だけかもしれません。
御染筆をいただきました鵬雲斎大宗匠様、
この機会を設けていただいた伯爵夫妻と当会参与の前田伸様、協会への支援をいただきましたご協賛社各位様 、当会顧問の亀井味楽先生、またドイツから応援いただいた菅井理事 に心より感謝を申し上げます。


2019.12.09 第五回グルノーブル大学講義(茶の湯編)

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日仏茶道交流会では恒例となっている、グルノーブル・アルプ大学における2日間の講義が終わりました。

Greveと呼ばれるゼネストのために会場入りが遅れてしまい、18:00からの講義が19:30に到着となりましたが、ホールには立ち見客も含めた130名以上の学生さんが迎えてくれました。
その目の前で道具をセットし、水屋を立ち上げ......
必死のあまり説明こそできませんでしたが、「茶の湯は準備が簡単ではない=おもてなし」ということを感じてもらえたかもしれません。
初日は茶道の歴史についての説明とデモンストレーション。TORAYA PARISさんから提供を受けた原稿と羊羹を用いました。
見覚えのある学生さんだと思えば、3年続けて参加している学生さんだったり。
今年のテーマは高取焼。
福岡黒田藩で400年にわたって連綿と続いき、遠州七窯と称して小堀遠州も喜んだと伝わる名窯です。
4年前にはやはり遠州七窯のひとつ、朝日燒もここで松林佑典さん(現・十六世 豊斎さん)によって紹介されました。
作家の亀井久彰さんには翌日の講義で特化した紹介をしますが、伝統工芸作家とタイアップしたこの講義は毎年人気で、高価な工芸品に触れ、作者本人の声を聞き、実際に用いてみるという、日本でないと体験できないようなことが実現できているのもこの講義の特色です。


2019.10.05 カメルーンにおける茶会(市民向け)

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10月3日、カメルーンの首都ヤウンデ市内のホテル・ジュガパラスホテルにおいて、日本大使館の文化事業として茶の湯と高取焼に関するイベントが開催されました。昨年9月に開催したイベントについて 高いご評価を賜り引き続き今年も実施された形です。
ヤウンデおよび地方から集まった知日派のカメルーン人150名が来場し、カメルーン国営放送CMTVはじめ国内ラジオ・新聞社 等メディアの取材がありました。
今年は大澤大使によるご挨拶に続いて当会森代表による抹茶の紹介「茶道の起源」、同じく亀井理事による高取焼についてを日仏対訳で紹介され、そのあと森による デモンストレーションを実施しました。
呈茶席では、菅井理事(ドイツ事務局応援)と亀井理事、および日本大使館の山田館員が亭主を、亀井と森が半東を務めました。
呈茶のあとは、映画の上映会となり、樹木希林さん主演「日々是好日」がフランス語字幕で上映されました。


2019.10.03 カメルーンにおける茶会(在留邦人向け)

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10月1日から4日にかけて、日仏茶道交流会では2度目となるカメルーン共和国での茶道紹介事業を実施いたしました。昨年9月に実施したサブサハラ(サハラ砂漠以南)における史上初の茶道という事で大きな反響をいただき、このアンコールに応えての訪問となりました。

初日は在留邦人向けの茶道紹介という事で、在カメルーン日本国大使館・水元次席参事官の司会とご挨拶に続いて森代表による茶道の発祥と抹茶の製法についての講演、亀井理事による高取焼の歴史と製法についての講演に続いて、高取焼作品を用いた茶会を行いました。

昨年、大使館員の子女向けに実施した茶道紹介を覚えていてくれた子供たちも多く、遠い任地において祖国の文化に触れられる喜びの感想を多々頂戴しました。


2019.09.27 旧フランス王室・ジャン四世殿下のご来臨

活動報告写真9月28日、パリのOECD日本大使公邸において日本ポンピドゥ友の会主催の日仏友好茶会が催され、日仏茶道交流会が後方支援をさせていただきました。
当会からのご来賓として、旧フランス王室・オルレアン家のジャン4世殿下の親臨を賜り、大江大使ご夫妻、会長の裏千家の大林剛郎老分(大林組会長)のお出迎えを受けられ、お席入りされました。席主を大林会長、亭主を森代表、半東を 亀井理事が勤めました。
殿下はフランス最後の国王・ルイフィリップ1世の来孫(曽孫の孫)にあたられ、王冠の相続人です。


2019.09.26 東京タワー茶の湯「無遮居」のオープンと鵬雲斎大宗匠の来臨

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9月26日、東京タワーのメインデッキに茶席がオープンし、当会所属作家による作品の活用の機会としてご採用いただきました。
その席披きには、裏千家前家元・鵬雲斎千玄室大宗匠様、大谷宗裕様、井田老分様、久留里藩主黒田家黒田裕司様にご出座を賜わり、同社前田社長(当会参与)の席主、当会代表の森が点前をさせていただく栄を賜りました。また席の挿花については旧竹田宮家の竹田浩子様が手がけてくださいました。
これに先立つ8月28日、当会代表宛に大宗匠様ご染筆の御軸とお手紙を賜わりました。
「無 無尽蔵」
大宗匠様には当会に対して毎年さまざまな形でのご支援を賜っております。
大宗匠様の後列には当会の勢顧問、松林理事(朝日燒)、木村副代表(備前焼)、田原副代表(萩焼)、亀井理事(高取焼)が参列いたしました。この会が盛況に至るまでをお世話いただきましたすべての皆さまに感謝を申し上げます。


2019.08.25 国際連合協会の会合に出席

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当会勢顧問、亀井味楽顧問、および亀井久彰理事、岡本氏(木村理事代理)、森理事の5名は8月24日、国際連合協会の会合に出席しました。

国連協会は国連親善大使で外務省参与でもある茶道裏千家の前家元、鵬雲斎大宗匠様が会長を勤められています。御歳数えで97歳、一滴の水を飲むこともなく40分近い講演をされ、その後をジャーナリストの阿川佐和子さんのご講演を拝聴しました。

主賓は外務省審議官の 大鷹 正人大使。

当会がいつもお世話になっております。

海外で活動する当会のご報告をする機会でもあり、今年は高取焼をテーマにしていることから 黒田藩窯の高取焼15代窯元の亀井 味楽顧問と 後嗣亀井 久彰理事が同席しました。 毎年のようにご支援を賜る大宗匠様に心から感謝を申し上げます。